顎骨壊死の手術・補綴治療と口腔機能

MRONJに対する治療法として、顎骨を切って取り除く手術(顎骨切除術)が行われることがあります。切除する骨の範囲によっては、取り除いた骨の代わりに足の骨(腓骨)や金属製のプレートで機能や形態を回復させる再建術を行います。また、顎骨と一緒に歯も取り除くため、術後に入れ歯を作って機能や形態を補う治療(補綴治療)が必要になります。

手術の前と後、補綴治療を行った後とで咬む力(咬合力)、食べものをかみ砕く力(咀嚼能力)、飲み込む機能(嚥下機能)、口腔内の健康に関する主観的評価などに変化があったかを測定・評価しています。これにより手術前後の変化を明確にし、患者さんが治療方針を選ぶ手助けになればと考えています。

デンタルプレスケール(咬合力測定フィルム)
咬合力検査用フィルム
咬合力測定結果の画面表示
咬合力測定結果
グルコセンサー(咀嚼能力検査器具)
咀嚼能力検査(グルコセンサー)

研究成果

学会発表

  • 桐戸美佳,小林義和,名嘉真沢子,龍田泉希,椎名哲郎,田母神菜帆,中島康経,相澤貴子 薬剤関連顎骨壊死に対する外科的介入と補綴治療が口腔機能・口腔関連QOLに与える影響を調査した2例 第49回(公社)日本口腔外科学会中部支部学術集会 2024年6月22日
  • 桐戸美佳,小林義和,中島康経,相澤貴子,吉田光由 顎骨骨髄炎・顎骨壊死に対する手術・補綴治療が口腔機能に与える影響 ―4症例の検討― 第69回(公社)日本口腔外科学会総会学術大会 2024年11月23日