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プロジェクト

入院患者の口腔機能低下に対する口腔管理の有用性の検討(藤田保健衛生大学医学研究倫理審査番号:15-275):本研究は以下(1)~(3)を明らかにすることを目的に,入院患者の口腔機能状況の実態調査を行っている。(1)全身状態が低下してしまった入院患者の口腔機能の状態,(2)入院中の口腔管理によって口腔機能の低下がどの程度改善するか,(3)周術期では術前と術後で口腔機能がどのように変化するか。

歯科衛生士による口腔ケアの均てん化による口腔清掃の向上についての検討(藤田保健衛生大学医学研究倫理審査番号:15-258):本研究は歯科衛生士による口腔ケアの均てん化を目指すため,口腔ケア用のジェルを使用し,吸引しながら口腔ケアを行う手技が効果的か検討している。

周術期口腔機能管理による口腔衛生状態と患者意識の改善についての検討(藤田保健衛生大学医学研究倫理審査番号:15-033):周術期口腔機能管理によって入院患者の口腔衛生状態と患者意識がどのように変化するか実態調査を行っている。

食道への液体注入が嚥下運動誘発に与える影響(藤田保健衛生大学医学研究倫理審査番号:15-315):本研究は以下(1)~(3)を明らかにすることを目的に,食道への機械刺激が嚥下反射誘発に与える影響を検索している。(1)食道への機械刺激の違いが嚥下運動へ与える影響,(2)加齢が食道刺激で起こる嚥下運動に与える影響,(3)咀嚼運動が食道刺激で起こる嚥下運動に与える影響。

咀嚼嚥下研究:process model of feedingを基礎とした咀嚼嚥下研究。咀嚼嚥下と呼吸の関係を明らかにすることで,摂食・嚥下障害者の誤嚥予防へとつなげている。

口腔ケア研究:病院における口腔ケアシステムの構築と口腔ケア手技の均てん化を目指している。

周術期口腔機能管理による全身合併症予防:周術期の口腔管理による全身合併症予防効果を明らかにすることを目指している。

緩和ケアへの口腔管理の関わり方の検討:口腔問題が頻出する緩和ケア対象者への口腔管理の関わり方を検討し,QOL向上を目指す。

 


 口腔アセスメントツールとしてのOHATの活用

 OHATは,Dr. JM Chalmersらによって作成された口腔評価用紙です。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=ohat+chalmers-jm
 介護施設の介護スタッフが行えるような8項目からなる簡便な口腔スクリーニング用紙となっています。
要介護高齢者の口腔衛生プロトコール用に開発された評価用紙となっており,本評価用紙を用いることで,標準化された口腔ケアのプロトコールの運用 と適切なタイミングでの歯科への依頼などが期待できます。
 Dr EilersらのOAGと似ていますが,異なる点としては,OAGはがん化学療法患者の口腔内評価用紙として開発されたものですが,OHATは在宅や施設 入所の高齢者を対象とした口腔問題の評価用紙として開発されたという点があげられます。そのためOHATでは,うしょく歯や義歯の不適合など咀嚼 機能に関連した項目が入っています。
 今回私たちの教室では,本評価用紙を用いた看護部との共同研究を実施するにあたり,Dr Chalmersの共同研究者であるThe university of AdelaideのDrs. Haiping Tan and John Spencerと,Dr ChalmersがいらしたIowa Geriatric Education Centerに日本語版での使用許可をもらいました。また,日本語訳にあたり,Back translationを行い専門の翻訳業者での承認もとりました。
 今後,本用紙を用いて,口腔ケアの標準化に向けた取り組みを行っていく予定です。

ORAL HEALTH ASSESSMENT TOOL (OHAT) 

ORAL HEALTH ASSESSMENT TOOL (OHAT)説明用資料

OHAT動画資料 

 


JST戦略的国際共同研究プログラム

2017年よりJST戦略的国際共同研究プログラムを開始しました。

本プログラムはスウェーデンと共同で行っています。

2017/3/15~3/17 キックオフミーティングを開催しました。

キックオフミーティングの様子123