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プロジェクト

研究活動


入院患者の口腔機能低下に対する口腔管理の有用性の検討:本研究は以下(1)~(3)を明らかにすることを目的に,入院患者の口腔機能状況の実態調査を行っている。(1)全身状態が低下してしまった入院患者の口腔機能の状態,(2)入院中の口腔管理によって口腔機能の低下がどの程度改善するか,(3)周術期では術前と術後で口腔機能がどのように変化するか。

歯科衛生士による口腔ケアの均てん化による口腔清掃の向上についての検討:本研究は歯科衛生士による口腔ケアの均てん化を目指すため,口腔ケア用のジェルを使用し,吸引しながら口腔ケアを行う手技が効果的か検討している。

咀嚼嚥下研究:process model of feedingを基礎とした咀嚼嚥下研究。咀嚼嚥下と呼吸の関係を明らかにすることで,摂食・嚥下障害者の誤嚥予防へとつなげている。

口腔ケア研究:病院における口腔ケアシステムの構築と口腔ケア手技の均てん化を目指している。

周術期口腔機能管理による全身合併症予防:周術期の口腔管理による全身合併症予防効果を明らかにすることを目指している。

緩和ケアへの口腔管理の関わり方の検討:口腔問題が頻出する緩和ケア対象者への口腔管理の関わり方を検討し,QOL向上を目指す。

 


研究情報の公開について

 

通常、臨床研究を行う際は、文書もしくは口頭で説明を行い、同意を得て実施します。

臨床研究のうち、患者さまへの侵襲や介入がなく、診療情報等のみを用いる研究については、国の定めた指針に基づき、患者さまから個別に同意を得る必要はありません。

しかし、研究の目的や対象など、研究の情報を公開し、拒否の機会を保障することが必要とされています。

当医局における臨床研究は下記の通りです。研究への協力を希望されない場合は、文書中の連絡先までご連絡ください。

 

周術期における口腔機能の変化-前向きコホート研究-

回復期病棟における歯科介入による口腔機能回復効果-前向きコホート研究

口腔内の虚弱などの状態を評価する客観的スクリーニング方法などの開発・検証

藤田医科大学病院および七栗記念病院緩和病棟入院患者における口腔環境の変化

入院患者の口腔環境と摂食嚥下障害との関連